増成 和敏
デザイン工学科 (デザイン工学部)
教授
■専門分野
プロダクトデザイン、インタフェースデザイン
■研究の内容
■研究室分野キーワード
■関連業種
製品デザインは、機能を成立させる技術とともに、その時代の社会・生活文化、ユーザ心理に大きく影響されて変遷しています。そのため製品デザインは、製品変遷の文脈を理解して開発する必要があります。次期モデル、将来モデルのデザインを構想し開発するとき、その製品が過去においてどのような変遷を辿ってきたかを知ることは大切であると考えます。本研究室では、表面的な製品史ではなく製品デザインの変遷に隠れる要因を明らかにすることで、将来に向けてのデザイン開発のヒントを得ることを目的としています。
デザイン
全製造業
情報通信機械器具製造業
電気機械器具製造業
■教員研究テーマ
①戦後日本における企業内デザインマネジメントの変遷②テレビジョン受像機のデザイン開発と製品変遷③情報通信機器のデザイン開発と製品変遷
■相談可能な分野
■研究室のスタンス
テレビ受像機
カーオーディオ
携帯電話
■主な著書
  • プロダクトデザインのためのスケッチワーク(2013/09 オーム社刊行)
  • デザイン工学の世界(2011/04 三樹書房刊行)
  • 新日本様式への挑戦 再生するジャパン・ブランド(2009/01 角川学芸出版刊行 p.232~307)
  • 表示画面上に表示される画像デザインに関する保護について(2002/03 財団法人知的財産研究所刊行「平成13年度特許庁工業所有権制度問題調査報告書」 p.2~9)
■主な論文
  • 真野善一によるデザインマネージメント─初期の松下電器におけるデザイン活動に関する研究(4)(2013/01 デザイン学研究)
  • 真野善一によるデザイン開発と製品デザイン成果─初期の松下電器におけるデザイン活動に関する研究(3)(2012/05 デザイン学研究)
  • インターナショナル工業デザイン株式会社の設立経緯と成果─初期の松下電器におけるデザイン活動に関する研究(2)(2011/09 デザイン学研究)
  • 松下幸之助の製品デザインに対する考え方と運営─初期の松下電器におけるデザイン活動に関する研究(1)(2011/05 デザイン学研究)
  • 家具調テレビ「嵯峨」のデザイン創出過程―家具調テレビに関する研究(2)(2010/01 デザイン学研究)
  • テレビ受像機の普及期における「嵯峨」の誕生とシリーズ展開 ―家具調テレビに関する研究(1)(2009/07 デザイン学研究)
  • 日本におけるテレビジョン受像機のデザイン変遷(2)-白黒テレビジョン受像機の成熟期からカラーテレビジョン受像機の普及期まで-(2009/05 生活学論叢)
  • 日本におけるテレビジョン受像機のデザイン変遷(1)―草創期から普及期まで―(2008/09 生活学論叢)
  • 日本における初期テレビ受像機と欧米のテレビ受像機の関係(2007/12 特定領域研究「日本の技術革新-経験蓄積と知識基盤化-」第3回国際シンポジウム研究発表会 論文集)
  • 商品デザインの革新性と初期デザインプロセスの普遍性―1980年代のテレビ受像機デザイン開発との比較考察―(2007/12 情報化社会・メディア研究)