平成25年度 大学COC事業のPJ事例
担当教員:大学院 理工学研究科 古川修 教授
さいたま市と連携し、2輪車(自転車、バイク)と情報ネットワークを活用した新しい移動システムを開発し、
地域住民の移動の利便性を向上させ、低炭素地域環境実現、高齢者健寿向上、街の賑わい創出に貢献することを目的
としたプロジェクトであり、学部・学科を越えた教員と学生の連携のもとに、以下の2つのテーマを進めました。
ジャイロ軸を制御する装置を後付で追加して2輪車の転倒を防止するシステムで、修論・卒論の指導を通じて
研究教育を進めました。
さいたま市で高齢者が安全・安心して2輪車を利用できることを目標とし、さいたま市発の技術イノベーションによる
地域の産業活性化が期待されています。
ジャイロ装置の2輪車への搭載 | 2輪車転倒防止制御装置の構造図(1軸運動制御型) |
大学院の授業「産学連携PBL」の枠組みのなかで、さいたま市からレンタサイクルと情報ネットを活用して新価値を
創造するテーマを提供いただき、2グループがプロジェクト検討を行い、新たなシステムコンセプトを提案しました。
産学連携PBLでのグループ作業 | 産学連携PBLでの最終発表 | |
最終発表は、さいたま市長にもご聴講いただき、 高い評価をいただきました |
上記の2件は、さいたま市 『次世代自動車・スマートモビリティ特区』 の社会実証実験(2015年度)に向けて研究を継続中です。
この事業は平成25年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の助成を受けて実施しています。