各種活動・採択事業の紹介

平成26年度 大学COC事業のPJ事例

担当教員:工学部 建築学科 志村秀明 教授

協議会活動やNPOとの協働を通し、運河の再生や活用を図るとともに、
人口急増の中で新旧住民がともに支えるコミュニティ形成など、豊洲らしいまちづくりを進めます。

  • 東京都の「運河ルネサンス」に基づき、『地域の水辺、歩行者空間、緑等を生かして、地域の人たちが自主的に調査、研究を行い、行政と協働して、水辺を活かした「ふるさと豊洲」のまちづくりを推進することを目的とする』団体です。
  • 「豊洲地区運河ルネサンス計画」の策定、「豊洲水彩まつり」「船カフェ」といったイベント活動、船着場の管理など、多彩なまちづくりを推進しています。
  • 町会・自治会、NPO法人、学校、企業を含む20団体(H26年度)、行政等(アドバイザー)で構成されています。

※本学は協議会の事務局として、これらの取り組みを支援・推進しています。

イベント活動
COC豊洲水彩まつり、2014年9月 COC船カフェ社会実験、2014年4月
(例:豊洲水彩まつり、2014年9月) (例:船カフェ社会実験、2014年4月)
水域の利用に関する構想 COC水域の利用に関する構想
船着場の管理・運用 (参考)水域の利用に関する構想
(「豊洲地区運河ルネサンス計画書」より)

平成25年度 大学COC事業のPJ事例

担当教員:大学院 理工学研究科 古川修 教授

さいたま市と連携し、2輪車(自転車、バイク)と情報ネットワークを活用した新しい移動システムを開発し、
地域住民の移動の利便性を向上させ、低炭素地域環境実現、高齢者健寿向上、街の賑わい創出に貢献することを目的
としたプロジェクトであり、学部・学科を越えた教員と学生の連携のもとに、以下の2つのテーマを進めました。



ジャイロ軸を制御する装置を後付で追加して2輪車の転倒を防止するシステムで、修論・卒論の指導を通じて
研究教育を進めました。
さいたま市で高齢者が安全・安心して2輪車を利用できることを目標とし、さいたま市発の技術イノベーションによる
地域の産業活性化が期待されています。

ジャイロ装置の2輪車への搭載 2輪車転倒防止制御装置の構造図(1軸運動制御型)
ジャイロ装置の2輪車への搭載 2輪車転倒防止制御装置の構造図(1軸運動制御型)




大学院の授業「産学連携PBL」の枠組みのなかで、さいたま市からレンタサイクルと情報ネットを活用して新価値を
創造するテーマを提供いただき、2グループがプロジェクト検討を行い、新たなシステムコンセプトを提案しました。

COC産学連携PBLでのグループ作業 COC産学連携PBLでの最終発表
産学連携PBLでのグループ作業 産学連携PBLでの最終発表
COC最終発表は、さいたま市長にもご聴講いただき、高い評価をいただきました
最終発表は、さいたま市長にもご聴講いただき、
高い評価をいただきました


上記の2件は、さいたま市 『次世代自動車・スマートモビリティ特区』 の社会実証実験(2015年度)に向けて研究を継続中です。

この事業は平成25年度 文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の助成を受けて実施しています。

平成25年度 大学COC事業のPJ事例

担当教員:工学部 土木工学科 岩倉成志 教授、遠藤玲 教授

本学が立地する豊洲地区を含む東京湾岸域において、官公庁や企業が構想・調査をしているものの計画決定に至って
いない難プロジェクトに対して、学生ならではの斬新な発想で、ソリューションを提案します。



COC東京湾岸域における交通・都市分野の産官学共同PBL



PBL(Project Based Leaning)

本PBLは、土木工学科「地域計画演習(3年・後期)および文部科学省「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」の一環として
実施しています。

(文部科学省 地域イノベーション戦略支援プログラム)

担当教員:システム理工学部 生命科学科 米田隆志 教授、花房昭彦 教授、機械制御システム学科 伊藤和寿 教授

首都圏西部地区の明日のSQOL技術を支える人材育成を目的に、
イタリアのラクイラ大学と共同で福祉機器開発研修プログラムを実施(12年度:イタリア、13年度:日本)

期 間 2014年9月13日~9月28日
場 所 イタリア/ラクイラ
参加者 芝浦工業大学16名、ラクイラ大学14名(教職員含)
内 容 両大学教授陣による講義、現地リハビリ施設の見学、
福祉機器開発・製造企業等の見学、共同ワークショップ
の実施(福祉機器)、帰国後地域に向けた報告会の開催

COC人材育成のための福祉機器開発研修プログラム COC人材育成のための福祉機器開発研修プログラム
COC人材育成のための福祉機器開発研修プログラム

芝浦工業大学ロボティクスコンソーシアム


  • 各研究開発のシームレス化
  • 地域への貢献を考えた応用・サービスの実現
  • 次世代ロボット普及へ向けたモデルケースとする
  • 実証実験の場の社会への公開
  • 新しい発想に基づく夢のあるロボットやシステムの創造

3学部10学科28名(発展中)にて、ロボット関連技術の研究を行っています。それぞれの研究にとどまることなく、積極的な連携を進めていますので、さらに新しい融合領域での研究が可能です。
社会のニーズに対応するとともに、基礎から応用までの新しい提案も可能です。特に、地域まちづくり、サービス工学と連携し、新市場創出へ向けた取り組みを提案しています。

コンソーシアムの研究領域 ロボット技術活用コミュニティ
コンソーシアムの研究領域 ロボット技術活用コミュニティ



  • RT研究スクウェア(2013年 IROSテクニカルツアー実施)
  • ベイエリアおもてなしロボット研究会
  • コミュニティロボットネットワーク

IROSツアーでのロボットデモ風景 ベイエリアロボティクスフォーラム
IROSツアーでのロボットデモ風景 ベイエリアロボティクスフォーラム



講演会・シンポジウム等を定期的に開催中。

COC東京ベイエリア産学関連フォーラム