(6)東京デザインプロジェクトでの産学連携

担当教員:システム理工学部 機械制御システム学科 大塚裕史 教授

新たなデザイン性のある自社商品を開発したい中小企業とデザイン系大学とのマッチングによる「新しい視点からのものづくり」と「将来を担う若手デザイナーの育成」を目的としたプロジェクトに参加。学生が企業からの希望を受けて、実践的な製品開発にチャレンジした。

【事 例】芝浦工業大学x株式会社東京信友+東京都=機能を活かす、カタチを創る




~聴覚障がい者用屋内信号装置の新モデルデザイン~

  1. 本体をモジュール(受信機部分)とアタッチメント(身体への装着部分)に分離できる仕様にした。
  2. 使い方のバリエーション展開が可能となるように設計ベルトなどへの装着も可能とした。
  3. 本体は電子デバイスの微細化を想定して内部の部品配置・構造を見直すことにより薄型化、表示部と操作部を大型化した。
  4. 本体前面に配置することで使いやすさの向上を図った。

提案デザインのレンダリング
左:「ライトユース」モデル
右:「ヘビーユース」モデル



「聴覚障がい者の使用に加え、製造や接客業務などでの使用シーンを考えながらデザインすることは難しかったですが、とてもやりがいがありました。」